リサーチをして発注する商品が決まれば次は商品の発注です。
いよいよ発注ですね!
でも商品を発注するにはそれを請け負ってくれる代行業者が必要でしたね。
「ネットで注文するなら自分で発注できるのでは?」と思いがちですが、中国輸入をするなら代行業者が必要不可欠な存在です。
AliExpressやAlibaba.comのような海外発送に対応している中国ECサイトもあるので、代行業者を利用しなくても個人で輸入することは可能ですが、それだとかなり割高になってしまいます。
そのため中国輸入では、格安で少量から大量発注まで可能なアリババ1688を利用するのですが、その際、購入するにはアリペイで決済する必要があり、また中国の銀行口座や電話番号も必要です。
なるほど!
だから日本人の私たちがアリババ1688から自分で仕入れるのはかなり難しいということですね。
そうですね。
しかし、代行業者の数は実に50社~100社にのぼります。
50社以上?!そんなにあったらどこにお願いして良いか迷いますね。
そこで今回は、初心者が代行業者を選ぶ時のポイントやお勧めの代行業者を紹介したいと思います。
【中国輸入】代行業者を選ぶ時のポイント
まず、代行業者を選ぶポイントとして重要になるのが、
スピード
管理画面があるか
料金
初心者でも利用しやすいか
その他サービスの質
こちらの5つです。
スピード(注文から発送までの速さ・レスポンスの速さ)
中国輸入ビジネスはスピードがとても重要です。
【クレジットカードについて】で説明しているキャッシュフローを意識すると、注文から発送までの期間が長くなればなるほど売る期間が短くなってしまいます。そのため当然、発送までの期間は速ければ速い方が良いというわけです。
注文から日本に商品が届くまでの期間が遅くとも2週間程度だとより良いですね。ですが、昨今の様々な代行業者を見ていると、スピードに関してはどの業者も力を入れているところのようですので、それほど大差はないかもしれません。
見落としがちなのが、レスポンスの速さです。
レスポンスの速さも商品の発送までの速さと同じくらい重要ですね。
例えば
・商品について確認したいことがあり、チャットで問い合わせをしたが半日以上返ってこない・・・
・代行業者が工場に確認して、こちらに回答が来るまでに時間がかかる
なんてことになると、対応が後日になってしまうこともあるでしょう。その分納品までも遅れてしまうということです。
私は生徒さんにより良い代行業者を紹介できるように、これまで試しに様々な業者を利用してきたのですが、大体朝の10時から夜の19時迄対応の所が多いですね。そして土日は休業です。
そのことも踏まえて、夕方に問い合わせをしたならともかく、午前中にした問い合わせが夜になっても返信がない時などはレスポンスが速い代行業者とは言えないので注意が必要ですね。
この2点ができるだけ早い代行業者を選ぶと良いでしょう。
管理画面はあるか
代行業者独自の管理画面があるかも重要なポイントです。
管理画面とは注文した商品のステータスを確認できる画面のことです。
基本的に1回の注文につき複数の種類を発注することが多いですが、商品ごとに工場や場所も違うわけです。
その商品が今どこにあるのか、代行に到着未なのか、それとも到着済みなのか、いつ到着予定なのか、支払いに使った金額はいくらかなどを、代行業者がWebシステムを通じてステータスを顧客に共有しているかどうかということです。
チャットツールでのコメント対応はしてもらえても、管理画面を持っていない代行業者も中にはあります。
そうなると、いつ到着予定なのか予測がつきにくいですし、こちらが聞かないと教えてもらえないことも多いでしょう。
管理画面があるか、ここもひとつ重要なポイントとして頭に入れておきましょう。
料金
代行業者によって実に様々な料金形態があるのが事実です。
安さだけで選ぶのは、大切なことを見落としてしまう盲点になるので、しっかり下調べをする必要があります。
まず、
このあたりに注目すると良いでしょう。
代行手数料は5%だと良心的、10%超えてくると少し割高です。私たちが決済をするときはPayPal(ペイパル)を利用することがありますが、そのPayPal手数料が必要かどうかもあらかじめ調べておきましょう。
月会費がある代行業者に関しては、大抵ランクを設けており、もちろんランクによって月会費も違いますし、受けられるサービスが異なります。例えば検品に関しても、上位会員は無料でも、それ以外は検品自体に別途料金がかかる場合もあります。
先にお伝えしたレスポンスの速さに関しても、上位会員には超高速対応とはっきり書いている代行業者もありますしどこで差別化を図るかは、各代行業者がどの顧客をターゲット層にしているかによっても異なります。
要は、料金体系をはっきり明記してる代行業者で、サービス内容を納得した上で選ぶと良いと思います。
初心者にオススメするポイントとして、
まずは月会費のない無料で使える代行業者で発注を試してみるか、または、月会費のある代行でも無料会員を設けているところもあります。まずは無料会員から始め、実際に使ってみて良いと思ったら有料会員にグレードアップすると良いでしょう。
初心者でも利用しやすいか
代行業者がどの顧客をターゲット層にしているか。
ここも重要なポイントです。
たとえ人気の代行業者でも、Amazon物販などの大量注文向けや、企業向けの代行業者であれば初心者には不向きです。
個人利用でも可能か、どれくらいのロット数(注文数)から発注が可能かなどもあらかじめ調べておくと良いでしょう。
サービスの質はどうか
たとえ値段が安くても、サービスの質が良くなければ意味がありません。
送られてくる検品のクオリティや商品の梱包はどうか、通関などのトラブル時でも対応はしてもらえるかなど、丁寧な対応をしてもらえる代行業者を選ぶと良いでしょう。
ここまでは選ぶポイントをお伝えしましたが、次は私が実際に利用してみて良かったと思う代行業者を紹介します。
中国輸入代行で検索すると実にたくさん出てくるのでここは敢えてひとつに絞っています。
中国輸入代行【ラクマート】
ラクマート
ラクマート!おすすめ代行で検索するとよく紹介されていますね。
ラクマートを利用するには無料会員登録が必要です。
月額制にするには、月に50万円以上の発注をするようになってから検討すれば良いでしょう。
独自のWeb発注システムを設けていて、初心者でも大変わかりやすい仕様です。
私も利用してみましたが、日本の楽天市場とかAmazonで買い物をしているような感覚でとてもわかりやすかったです。
ラクマートには写真検索機能があり、そこから1688に登録されている工場の商品を検索してくれます。
1688では全て中国語で書かれていますが、主要な所は日本語記載です。
簡単に言うと、商品をカートに入れて個数を決めて見積もり依頼を出し、あとはステータスを確認しながら、決済、発送方法選択と進んでいくだけです。
Webでステータスを確認できるほか、メールサービスもあるのでステータスが進めばメール通知で教えてくれます。
わからないこと、確認したいことががあればチャットで質問を受け付けてくれますし、その際ももちろん日本語で対応してくれます。
検品体制がしっかりしているので、万が一工場から届いたものに汚れなどがあれば日本に送らずに返金対応をしてくれる場合もあり、良心的です。
また、希望すれば届いたものから順に分けて発送などの対応も取ってもらえます。急ぎのものがあれば届いた時点で発送してもらうと良いでしょう。
発送方法も国際航空便、国際郵便、船便から選択することができます。船便は届くまでに時間がかかりますが、航空便よりも国際送料が安いので、急ぎのものでなければ船便を選択するなど、選択肢が増えますね。
ラクマートの仕様は、登録から発注までが大変わかりやすいので初心者の方には好評です。試しに利用する価値は十分ありますね。
今回は代行業者を選ぶ時のポイントや、ラクマートについて紹介しました。
まずは自分が優先するポイントが条件を満たしているか下調べをしてから選んでみると良いでしょう。
現在も色々と検証していますので、お勧めの代行があればまた更新したいと思います!